本作は震災で心の傷を負った少年が「ブラウニー」という妖精を探しに行くお話です。
脚本家の三浦有為子が東日本大震災をきっかけに考案し、10年の時を経て映画化されました。
監督は初の長編商業作品となる相馬雄太。「子どもと社会問題」を題材に今まで数々の短編映画を制作し、多くの国内映画祭で受賞してきました。
2024年1月には能登半島地震がありました。1年近く立った今、街は少しずつ元の形を取り戻していますが、被災された方々の心の傷はいつ癒えるのでしょうか。
「目には見えない真の復興」を目指して、本作が多くの人の心に届けば幸いです。